サンフレッチェ広島 復活の11番・満田誠 “新” 10番・ジュニオールの「かめはめ波」

「かめはめ波!」を新たな背番号10が炸裂させ、11番にはけがからの復活ゴールと、見どころ盛りだくさんのサンフレッチェ広島。明治安田生命J1第24節を振り返ります。

19日(土)、2万人超えの観客をわかせることとなった川崎フロンターレとの一戦。立役者は、けがからの復帰2戦目となった背番号11・満田誠 でした。

まずは前半15分、コーナーキックのキッカーを務めると、ここしかないという絶妙なボールを中央のソティリウへ! 満田は、復帰後の初アシストでソティリウの3ゴール目をお膳立てします。

しかし、その後、失点を許し、同点で前半を折り返すと、スキッベ監督は、後半から新加入のマルコス・ジュニオールを投入。入団会見からわずか5日後、背番号10のお披露目となりました。

後半15分、前線からのプレスでボールを収めた満田が、マルコス・ジュニオールへパス。すると、ディフェンダーをターンでかわし、細かなドリブルからゴール右隅へ。チームメイトも大絶賛、サンフレファミリーへあいさつ代わりのスーパーゴールで再びリードを奪います。

サンフレッチェ広島 マルコス・ジュニオール選手
「チラッと見て、打てるなと思ったので、すきを見て打った。入ってよかった」

そして、お決まりのゴールパフォーマンスは…

マルコス・ジュニオール選手
「かめはめ波!」

それでも再度、同点とされてしまいますが、試合終了間際でした。今度は、マルコス・ジュニオールがボールをワンタッチで前線へ。この日、2アシストの満田が抜け出し、右足でたたき込むと、これが決勝ゴール。

サンフレッチェ広島 満田誠 選手
「(マルコスが)ワンタッチでパスをくれて、裏に抜け出したときにキーパーが前に出てこなかったので、落ち着いてゴールの左、空いているところに蹴るだけだった」

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