愛媛県松山市内で開催されている「夏のスペシャル水族館」。海の生き物たちをガラス越しではなく「直に」楽しめる体感エリアがあるんです。
いよてつ高島屋で開催中のスペシャル水族館には、“自然の楽園"パラオの海に住む生き物などおよそ100種500匹が展示されています。
見どころを、学芸員の平井厚志さんに教えてもらいます。
まずは、ガラス越しではなく、ダイレクトに生き物を観察できる「体感エリア」。
日本近海に住むものも含め4種類のサメたちが泳いでいて、透明のガラスの真上からも楽しむことができます。
平井さん
「真上サメの上に乗っかってるような気持ちでドキドキ感を味わってもらいたくて、こういう仕様にしています」
こちらのサメたちは大人しいので安心してお楽しみ下さい!
また「サメではないサメ」として「コバンザメ」も登場。
小判型の吸盤で大型魚に密着し、外敵から身を守って大型魚の食べ残しなどを餌にしているそうです。
そして、この体感エリアで子供たちのひと際アツい視線を集めていたのは、大きなカメです。
平井さん
「アオウミガメと言って、今体重80キロほど。まだまだ成長途中で、成長すると200キロを超えるカメです。息継ぎをする人間と同じ肺呼吸をしているので、そういう息遣いを間近で感じてもらえると面白い」
この「自然の楽園パラオとサンゴ礁の水族館」は、8月27日までいよてつ高島屋で開かれています。