「この案件を重視」 インテルのマロッタCEO、パヴァール&サンチェスへの打診に言及 「復帰OKのシグナルを貰った」

[写真:Getty Images]

インテルの最高経営責任者(CEO)を務めるジュゼッペ・マロッタ氏が進行中の補強について語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

今夏も卓越した手腕を発揮するマロッタCEO。イタリア国内のトップクラブがこぞって獲得を目指した自国の人気銘柄、MFダビデ・フラッテージを手に入れ、ミラン行きが有力と言われたFWマルクス・テュラムの強奪にも成功した。

移籍市場閉幕まで10日弱、現在もスカッドの強化に余念がなく、今一番ホットな話題はバイエルンのフランス代表DFバンジャマン・パヴァール(27)。イタリア『Radio Serie A』に出演したマロッタCEOは獲得に前進していると明言する。

「今日(獲得を)発表するだって? いやいや、それはないよ。ただ我々の調子はすこぶる良い。この案件を重視しているのは確かで、我々の野心は隠す必要がないし、決しておとぎ話などではない」

「目標は高く設定すべきだ。常に強い人材を求めている。若いプレーヤーだけがいても勝てやしない。若手、中堅、ベテランの混合するバランスが欲しい」

また、にわかに浮上しているチリ代表FWアレクシス・サンチェス(34)の復帰説にも言及し、1年前に契約解除を突きつけた元所属選手から「復帰のシグナルを貰ったよ。ポジティブなことだ」と、前向きな返答があったことを認めた。

ただ、かねてより報じられている通り、サンチェスとの再契約(現在は無所属)には余剰戦力と化したアルゼンチン代表FWホアキン・コレア(29)の売却が大前提となる。

この点については「コレアは出場機会を求めており、我々も無関心ではない。コレアの希望を叶えてあげたい」と、コレア売却からのサンチェス帰還を実現すべく懸命に取り組んでいるとした。

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