天皇ご一家が静養のため那須へ 皇后さまがプランターにつまずいてしまうハプニングにご一家は"笑顔"

 天皇・皇后両陛下と長女の愛子さまは、静養のため21日から4年ぶりに那須町の那須御用邸に入られました。

 天皇、皇后両陛下と長女の愛子さまは、那須御用邸で静養されるため21日の午後3時半ごろ新幹線で那須塩原駅に到着されました。ご一家が御用邸で静養されるのは、新型コロナウイルスの影響で4年ぶりとなります。

 駅では福田富一知事や那須塩原市の渡辺美知太郎市長などの出迎えを受けたあと、駅の前に集まった市民に歩み寄って交流されました。

 約200人の歓迎に丁寧に応えながら歩いていると、足元のプランターに皇后さまがつまずいてしまうハプニングもありましたが、ご一家は笑顔を見せられていました。

 約10分間、集まった人たちと交流したご一家は、子どもたちに「何年生ですか」「夏休みは楽しかったですか」などと声をかけながら車に乗り御用邸に向かわれました。

 ご一家は、那須御用邸に到着後、すぐに邸内の休憩所「嚶鳴亭」の周辺を散策し、女郎花などの山野草を眺め、那須の涼しい空気に触れられました。

 ご一家は、ここで約2週間滞在されます。陛下は8月31日に一時東京に戻られ、9月1日に皇居の中で恒例の宮中祭祀「旬祭」に臨んだ後、那須に戻られる予定です。

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