ニュービル、エドワーズ入団会見 宇都宮ブレックス 王座奪還へ「全力尽くす」

入団会見に臨むニュービル(左)とエドワーズ=県庁

 B1宇都宮ブレックスは21日、米国出身のD.J・ニュービル(31)とギャビン・エドワーズ(35)の新入団会見を開いた。ニュービルは昨季までの3季、B1大阪で得点力のある司令塔として活躍。エドワーズはB1千葉J時代に日本国籍を取得し、2021年は日本代表として東京五輪に出場した。鎌田真吾(かまたしんご)ゼネラルマネジャーは「2人ともBリーグで実績のある選手。強い新生ブレックスをお見せできるはず」と王座奪還への意欲を語った。

 両選手の一問一答は次の通り。

 -ブレックス入団の決め手になったことは。

 ニュービル「優秀な選手がそろい、優勝が狙えるチーム。その一員になれてうれしいし、素晴らしい成績が残せるよう全力を尽くす」

 エドワーズ「対戦相手として手ごわく、確かな核があると感じていた。そのチームでプレーできるチャンスが与えられ、決断するのは難しくなかった」

 -自身が貢献できるポイントは。

 ニュービル「速攻からのダンクシュート、3ポイントなど攻撃にバリエーションを加えられる。自分がマークを引きつけることで周りも生きてくる。守備も大好きだ」

 エドワーズ「スピードを生かしたプレー。守備が素晴らしいチームなので、攻撃で速い展開に持ち込めればさらに得点力を伸ばせる」

 -リーグ屈指の熱いファンへ一言。

 ニュービル「アウェーで対戦した時、勝つのが難しいと感じさせる雰囲気があった。目標の優勝にはファンのサポートが絶対に必要。味方になるのは心強い」

 エドワーズ「比江島(ひえじま)(慎(まこと))選手がブザービーターを決めた昨季レギュラーシーズンの最終戦は、今まで経験したことのない盛り上がりだった。今度は味方として声援を受けたい。ファンは家族の一員。かけがえのない存在だ」

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