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7月上旬に中国で開かれたバレーボールアジア女子U16選手権大会に日本代表として出場し、チームの初優勝に貢献した鹿島西部中3年の吉村はぐみさんが18日、鹿島市役所を訪れ、松尾勝利市長に大会結果を報告した。吉村さんは最も優れたセッターに贈られるベストセッター賞も受賞した。
同選手権は中国・杭州で初めて開かれ、12カ国が参加した。日本代表は予選ラウンドから全勝で勝ち進み、決勝では中国を3-1で下し、初代王者に輝いた。吉村さんはセッターとして6試合中5試合にスタメンで出場。準決勝で足を痛めるアクシデントがあったが、決勝でもコートに立ち、巧みなトス回しで優勝に貢献した。
吉村さんは「地元の方々のたくさんの応援で頑張ることができた。代表で学んだことを西部中にも伝え、チームのレベルアップをしたい」と感謝し、来年開催されるU17世界選手権に向け、「また日本代表に選ばれるよう練習を頑張りたい」と力を込めた。
吉村さんが所属する鹿島西部中は県中学総体で優勝し、21日から開かれている全日本中学校選手権大会に出場している。(山口源貴)