図書館移転へ 福屋広島駅前店がフロア集約 6階~9階 今月末で営業終了

広島市立中央図書館が移転することが決まっている広島駅南口の「エールエールA館」です。デパートの福屋は、8月末で6階から9階の営業を終え、広島カープのグッズ店などを下の階に集約すると発表しました。

地上11階・地下2階建てのエールエールA館では、現在、福屋広島駅前店が地下1階から9階と、11階で営業しています。

このうち6階から9階の営業を31日で終えて、カープグッズやアウトドア・スポーツ用品の売り場を5階に移動するなど、下の階に集約したうえで9月1日から営業するということです。

集約に合わせて、広島では初めて全身を3D計測できるインナーウエアのショップなどをオープンさせます。

福屋は、秋以降、全てのフロアを段階的にリニューアルして、2026年にグランドオープンする予定だということです。

エールエールA館には、市立中央図書館などが8階から10階に入ることになっています。また、7階には広島銀行の支店などが館内から移転するほか、6階には現在10階にある書店や、貸会議室もオープンする予定です。

エールエールA館のリニューアルオープンは2026年春の予定です。

◇ ◇ ◇

青山高治 キャスター
頭の中ではわかっているんですけど、福屋広島駅前店という百貨店の中に図書館があるっていうのが珍しいというか…、イメージがしにくいところがあります。

コメンテーター 木下ゆーき さん(子育てインフルエンサー)
それも階層が上のほうにあるのが新しいというか、あまり聞かない造りですね。

河村綾奈 キャスター
今までは買い物に行く人たちが集まる場所ですけど、これからはいろんな用事がある人たちが向かうところになるんだろうなと印象は受けます。

小林康秀 キャスター
今までは建物のほとんどが百貨店だったので、この建物は百貨店だなとみなさん、認識されていたと思うんですけども、これがリニューアルされ、下の階に福屋が集約されます。9月1日から新しい形でオープンします。

それ以外では、以前は10階にあった書店(ジュンク堂書店)が6階に移動したり、銀行も7階に移動したりするなどして、来年春に6・7階がオープンする予定です。

そして、2026年春をめざして中央図書館などが移転することになっていまして、福屋もリニューアルしますので、2026年に建物全体がオープンする予定ということになっています。

青山高治 キャスター
本を借りに行って、そのまま福屋で用事をすましてとか、食事にレストランへ行ったりとかもできることですよね。

河村綾奈 キャスター
そうですね。がらっと広島駅前は変わっていきそうです。

© 株式会社中国放送