王者ナポリは貫禄の勝利。鎌田大地は先発デビューし後半途中までプレー|セリエA結果まとめ

写真:開幕戦でさっそくデビューを果たした鎌田

8月19日から21日にかけて、セリエAの開幕節となる第1節の10試合が行われた。

王者ナポリは昇格組のフロジノーネとアウェーで対戦。試合開始直後にPKを献上し、失点したが、24分に連続攻撃からマッテオ・ポリターノがミドルシュートを決めて同点とすると、前半終了間際にはエースのヴィクター・オシムヘンが右からのクロスを豪快にたたき込み勝ち越し。後半も主導権を握ると、79分にはスルーパスに抜け出したオシムヘンが2点目を奪い、3-1の勝利を収めた。

新加入の鎌田大地が中盤の一角で先発出場したラツィオは、アウェーでレッチェと対戦。26分にチーロ・インモービレのゴールで先制したものの、終盤に2点を奪われ逆転負けを喫した。鎌田は55分までプレーしたが、得点には絡めなかった。

モンツァをホームに迎えたインテルは序盤から攻勢を仕掛けると、8分には右からのクロスにラウタロ・マルティネスが合わせて先制に成功。その後も主導権を握り続けると、76分には左からのクロスに再びラウタロ・マルティネス。滑り込みながらゴールに流し込み、インテルが2-0の完封勝利を飾った。

ボローニャとのアウェーゲームに挑んだミランは、11分にオリヴィエ・ジルー、21分には新戦力のクリスティアン・プリシッチがゴールを決めて早々に2点をリード。後半の相手の攻勢をしのぎ、白星スタートを飾った。ローマはホームでサレルニターナと対戦。ローマのアンドレア・ペロッティ、サレルニターナのアントニオ・カンドレーバが2ゴールずつを奪い合い、2-2-のドローに終わった。ユヴェントスは去就が注目されるドゥサン・ブラホヴィッチがPKを決めるなど攻撃陣が好パフォーマンスを見せ、ウディネーゼを3-0で下した。

ヴェローナは1-0でエンポリに勝利。ジェノアと対戦したフィオレンティーナは、開始5分のクリスティアン・ビラーギのゴールを皮切りにゴールを重ね、4-1で快勝した。アウェーでサッスオーロと対戦したアタランタは、ミランから期限付き移籍で加入したばかりのシャルル・デ・ケテラーレが早速ゴールを決めるなど、2-0で勝利を収めている。トリノ vs カリアリはスコアレスドローに終わっている。
 

◉セリエA 第1節 結果

エンポリ 0-1 ヴェローナ
フロジノーネ 1-3 ナポリ
ジェノア 1-4 フィオレンティーナ
インテル 2-0 モンツァ(ハイライト動画
ローマ 2-2 サレルニターナ
サッスオーロ 0-2 アタランタ
レッチェ 2-1 ラツィオ
ウディネーゼ 0-3 ユヴェントス(ハイライト動画
トリノ 0-0 カリアリ
ボローニャ 0-2 ミラン

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