北陸新幹線9月23日から福井で走行試験 線路レール幅、トンネル強度…最終仕上げの監査検査

レール間の幅が基準に適合しているかを測定する作業員=8月22日、福井県福井市の北陸新幹線福井駅ホーム付近

 2024春の北陸新幹線福井県内開業に向け、線路や構造物を点検する「監査・検査」の様子が8月22日、報道陣に公開された。建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構とJR西日本の職員が作業に当たり、福井駅ではレール間の幅などが所定の寸法通りになっているかを確認。福井市と鯖江市にまたがる第2福井トンネルでは、コンクリートの強度を検査した。

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 9月23日から始まる走行試験に万全を期すため、慎重な作業が続けられている。

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