リバプールは22日、アルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスターの出場停止処分が撤回されたと発表した。
今夏にブライトン&ホーヴ・アルビオンから加入したマク・アリスター。プレミアリーグ開幕戦から先発を務めると、チームのアンカー不在を補う活躍を見せていた。
19日に行われたプレミアリーグ第2節のボーンマス戦でもアンカーとして先発したが、58分にセカンドボールの競り合いでMFライアン・クリスティにアフターチャージを見舞う形となり、一発退場に。厳しい判定にも思えたが、VARでも覆らなかった。
結局、試合は3-1でリバプールが勝利したが、試合後にはユルゲン・クロップ監督が判定への不満を示しただけでなく、各メディアからも異論が噴出。このままだと3試合以上の出場停止処分が下ることもあり、リバプールは独立規制委員会に異議申し立てを行うと報じられていた。
このクラブの主張が認められ、処分撤回に。イングランドサッカー協会(FA)は公式X(旧ツイッター)にて「独立規制委員会は不当処分の申し立てを受け、アレクシス・マク・アリスターの3試合の出場停止処分を解除した」と発表している。
これにより、マク・アリスターは27日に行われるプレミアリーグ第3節のニューカッスル戦も出場可に。強豪クラブとの一戦を前に、リバプールは大きなアドバンテージを得ることになっている。