22日の県内、14地点で猛暑日 山形、新庄は年間日数史上最多に

37度の猛烈な暑さを示す車道沿いの気温表示=22日午後2時52分、山形市若宮1丁目

 県内は22日も高気圧に覆われて気温が上昇し、各地で猛暑日(最高気温35度以上)となった。山形と新庄は36.8度を記録し、猛暑日の年間日数が観測史上最多(山形=1929年の19日、新庄=2021年の9日)に並んだ。村山は8月の観測史上最高となる36.1度を記録した。

 山形地方気象台によると各地の最高気温(午後4時までの観測値)は酒田37.5度、庄内町狩川37.4度、鶴岡36.8度、小国36.2度、米沢35.7度、東根35.3度、高畠35.2度、尾花沢35.0度などで全22観測地点のうち14地点が猛暑日(小国と米沢は6日連続)となった。

 山形市は朝から陽光が照り付け、午後0時10分に35.0度を観測し同2時49分に36.8度に達した。市街地の車道沿いの気温表示は37度を示し、時折38度になっていた。

 23日は二十四節気の「処暑」で、暑さが和らぎ秋の気配が漂い始める頃とされる。しかし県内の予想最高気温は庄内38度、村山と最上37度、置賜36度で猛烈な暑さが続く見込み。気象庁と環境省は熱中症への警戒を呼びかけている。

猛烈な暑さが続き、飼い犬も水遊びしていた=山形市・馬見ケ崎川上流部

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