新庄で伝統の陶芸体験、食レポも モンテ・アンバサダー野田選手

新庄東山焼の陶芸体験をする野田裕喜選手(右)=新庄市・新庄東山焼陶芸教室

 サッカーJ2・モンテディオ山形の選手が県内各市町村で情報発信するアンバサダー企画で、野田裕喜選手が22日、新庄市の観光・グルメスポットを訪れ、魅力を体験した。

 野田選手は同市金沢の新庄東山焼陶芸教室で、コップ作りに挑戦した。7代目の涌井大介さん(41)から「左手の軸をぶらさずに右手で形を整えて」などとアドバイスを受けながら、電動ろくろを使い、丁寧に作品を完成させた。続いて同市の一葉本店で、上カツ丼ともつラーメンを味わい「カツの肉がジューシーで王道のおいしさ。スープがあっさりしていてモツと合う」などと食レポ。ゆめりあに展示されている新庄まつりの山車見学も行った。

 野田選手は「地域特有のものに触れて山形を好きになることができた。活動を通してスタジアムに足を運ぶきっかけにしてもらいたい」と話した。体験の様子はチームの公式X(旧ツイッター)で公開される予定。

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