静岡県の沼津市教育委員会は２２日、文化財センターの学芸員らが委託業者にデジタルカメラを購入させたと発表しました。
「不適正な処理」を行っていたのは沼津市教育委員会が所管する沼津市文化財センターの課長補佐級の学芸員ら６人です。
学芸員らは２０１９年から２０２２年までの間にデジタルカメラ３台とプリンターなど、約７６万円相当の備品を遺跡の発掘を行う委託業者に購入させ、業務で使用していたということです。
学芸員らは「デジタルカメラを買うため予算請求したが通らなかった」などと説明しているということです。
沼津市教育委員会は聞き取り調査を進め、学芸員らの処分を検討していくと説明しています。
