土砂崩れや洪水などの災害から里山を守る取り組みなど 4団体が活動報告 愛媛県「三浦保」愛基金成果発表会

環境保全・自然保護、それに社会福祉分野の活動を支援する愛媛県「三浦保」愛基金の成果発表会が23日、愛媛県松山市内で開かれ、基金の助成を受けた団体などが取り組みを報告しました。

23日の発表会では、昨年度、基金が助成した55団体の活動と県の12事業の中から4つの事例が報告されました。

このうち愛媛県西条市のNPO法人「うちぬき21プロジェクト千町棚田チーム」は、助成金で購入した草刈り機などを使った棚田の保全・整備を通じて、土砂崩れや洪水などの災害から里山を守る取り組みについて発表しました。

愛媛県「三浦保」愛基金は、愛媛県に寄付された三浦工業の株式を基に、環境保全・自然保護、それに社会福祉の分野で活動する団体などを助成するもので、これまでにのべ833団体を支援しています。

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