リールの23-24新ユニフォーム、“伝統のV字”が大復活!胸スポンサーは「1年で変更」に

フランス1部のリールとキットサプライヤーのNew Balanceは7月、2023-24シーズンの新ホームユニフォームを発表した。

今シーズンのデザインには、クラブの原点でもあるV字が復活を遂げている。

Lille OSC 2023-24 New Balance Home

リール 2023-24 New Balance ホーム ユニフォーム

23-24新ホームユニフォームは、現在のメインカラーであるレッドを基調にホワイトの差し色。細いV字(シェブロン)が何層にも重なるデザインが特徴的だが、このシェブロンはクラブにとって重要な意味を持つ。

胸のポンサーは、昨季契約した「CAZOO」が経営上の問題によりフットボール界から早期撤退となったため、21-22シーズンまでの「boulanger」が戻ってきた。

パンツとソックスはどちらもネイビー(ブルー)を基調とし、リールの基本的な「赤・白・青」のコンビネーションに。この3色は現在のクラブが誕生するにあたり合併した3つのクラブの色。

端的に説明すると、赤いチームと白いチームが合併して赤白チームが誕生し、そこに青いチームが加わったことで、この3色が使われている。これまで何度もデザイン変更を繰り返したエンブレムも必ずこの3色だ。

V字のシェブロンは現在のリールとして活動を開始したクラブ創設当時のユニフォームデザイン。時代の移り変わりとともにシェブロンは姿を消すが、レトロスタイルのサッカーユニフォームが人気を得る2010年代に入るとリールでも懐かしのデザインが復活する。

New Balanceがサプライヤーとなった2016-17シーズンは、初期の「白地に赤シェブロン」デザインがホームユニフォームとして再登場した。

そして2019年には同じスタイルの75周年記念ユニフォームも作られるなど、New Balanceは伝統のシェブロンを大切に扱っている。

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第2節を終えた今季のリーグ・アンで、リールは1勝1分の5位とまずまずのスタート。

伝統のシェブロンをデザインした新ユニフォームは、日本国内でもNew Balanceオンラインストア他で購入が可能となっている。

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