日本政府が８月２４日から福島第１原発のＡＬＰＳ処理水を海洋放出することを決定したのを受け、香港では日本の一部からの水産物輸入を禁止する。２２日の香港メディアによると、特区政府環境及生態局の謝展寰・局長は同日記者会見を行い、予防の原則に基づき２４日から東京、福島、千葉、栃木、茨城、群馬、宮城、新潟、長野、埼玉の１０都県の水産物の輸入を禁止すると発表。環境及生態局の関連ワーキンググループが２３日に記者会見を開き、日本食品の安全保障を強化する措置の詳細を説明するほか、当局は香港と日本からの輸入食品の放射性検査の結果を毎日発表するという。日本側が香港の輸入禁止は科学的根拠が乏しいと指摘したことについて、謝局長は「日本側との度重なる会議ですでにリスク問題に属すると説明した。大規模な原発汚水の放出計画はまれで、日本はいかに安全を確保するかに対して良い方法がなく、香港は食品安全と市民の健康を保障する予防措置が必要である」と答えた。
