介護保険料52万円を過大徴収 姫路市、65歳以上の22人から システム不備で

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 兵庫県姫路市は23日、2015~21年度の介護保険料で、65歳以上の22人から計約52万円を過大徴収していたと発表した。市は対象者へ全額を返還する方針。別の18人には計40万円を多く還付するミスもあったが、返還は求めない。

 市介護保険課によると、委託業者のシステムの不備が原因で、該当期間の所得を修正申告した人の保険料の算定が誤っていたという。個人の過大徴収額は最大約7万9千円、過大還付は同約6万1千円だった。

 同様のミスは全国の自治体で相次いでいる。 (田中宏樹)

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