「サツマイモ基腐病」定点調査 宮崎県内農地3割で発生

 焼酎や甘藷の生産に大きな影響を及ぼす「サツマイモ基腐(もとぐされ)病」が、県内農地の約3割で確認されたことが、県による7月末の定点調査の結果分かった。サツマイモの葉や茎が変色して腐る病害。昨年より感染が拡大する恐れがあるとして、県は今月上旬、全域に病害虫発生予察注意報を2年ぶりに発表するなど、警戒を強めている。

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