広島カープ 3連勝 堂林翔太が2打席連続ホームラン 「行かせてください」九里亜蓮 熱投 3位・DeNAと対決(8月22日)

猛暑に負けない「アツい」投打のヒーローの大活躍で、2位の広島カープは22日、3位・DeNAに快勝しました。

リーグ2位の新井カープは、22日から横浜で3位・DeNAとの直接対決。初回から赤ヘル打線がつながります。連打と犠牲バントで1アウト・3塁・2塁とし、ここで打席には 西川龍馬 。「前の3人がいい感じでつないでくれた」と、頼れる4番の一打で2点を先制します。

さらにその後、2アウト・1塁となって6番・堂林翔太 。8月の月間打率は3割超え、好調を維持する堂林の2試合連続ホームランで、この回、4点目。試合の主導権を握ります。

その堂林が、次の打席でも見せます。4回の第2打席、今度の打球は真っ赤なレフトスタンドへ! ことしの「夏男」襲名か、9年ぶりの2打席連続ホームランでリードを5点に広げます。

一方、6月30日以来、白星から遠ざかっている先発の 九里亜蓮 は、ランナーを背負いながらも味方の堅い守備に支えられ、スコアボードに0を並べ続けます。

そして、迎えた9回、最後までマウンドを譲らなかった九里は、中5日の登板ながら無四球の熱投。自身、今シーズン、3度目となる完封で7勝目をマーク。チームも3連勝で、3位・DeNAとのゲーム差も「5」に広げました。

広島カープ 九里亜蓮 投手
「やっと勝てたなという感じです。(9回は)『失点したら交代してもいいので行かせてください』と言って、(新井監督に)『じゃあ、行ってこい』と言われたので、絶対抑えてやると思ってマウンドに上がった。あしたは(大瀬良)大地がやってくれると思います」

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