国際サッカー連盟(FIFA)は24日、スペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・ルビアレス会長に対し、懲戒手続きを開始することを発表した。
20日に行われたオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)決勝で、スペイン女子代表がイングランド女子代表を下して見事に優勝した。
ルビアレス会長は、選手たちが優勝メダルをもらう中、FWジェニファー・エルモソとハグ。その後、頭を掴み、唇へとキスをしていた。
この行為は世界各国で批判の的に。政府からも釈明を求められたルビアレス会長はRFEFを通じて謝罪したが、自身の正当性も主張したことで火に油を注いでいた。
FIFA規律委員会は、この行為が攻撃的な行為とフェアプレーに関する規律規定第13条の違反に該当するかどうかを検討するとのこと。最終決定を下した場合にのみ、詳細情報を提供するとのことだ。
FIFAは「全ての個人の誠実さを尊重するという揺るぎない決意を改めて表明し、これに反するいかなる行為も強く非難する」と声明で発表した。