26日に道の駅公演、稽古に熱 小矢部・めるへん劇団、「銀河鉄道777」

踊りの振り付けを確認する出演者=小矢部市の道の駅メルヘンおやべ

 小矢部市の市民劇団「めるへん劇団」は26日、演劇「銀河鉄道777」を同市の道の駅メルヘンおやべで公演する。23日、特設舞台でリハーサルが行われ、出演者が踊りの振り付けやせりふの言い回しなどを確認した。

 劇は、主人公の鉄郎が仲間とともに道の駅から宇宙へ旅立ち、月や木星などを巡って道具を集め、「モンスターAI」を使って宇宙征服を狙う組織に立ち向かうストーリー。小矢部の「ご当地ネタ」も織り交ぜ、軽妙な掛け合いで来場者を楽しませる。

 主役を演じる山作未来也君(11)=石動小6年=は「せりふが多く、ステージの真ん中で踊るのは緊張するが、見る人に面白いと思ってもらえるよう頑張りたい」と話した。

 めるへん劇団の公演は「小矢部三大イベント」の一つとして市が誘客に力を入れており、1992年から毎年会場を変えて実施されている。

 26日の公演は午後7時半に開演し、入場は無料。

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