サッカー女子、WEリーグのINAC神戸は24日、大阪市内で新体制発表会見を開き、安本卓史社長は9月10日にノエビアスタジアム神戸であるWEリーグカップのちふれ埼玉戦で、観客が自由に観戦料を決める企画を行うと発表した。
観客動員増への試み。一部の有料シートを除き、試合終了後に満足度に応じて値段を決めて支払ってもらう。10月1日の同カップ、新潟戦はヨドコウ桜スタジアムでC大阪-三菱重工浦和戦の後に行うことも明かした。
会見にはWEリーグ初の外国人指揮官となるスペイン人のジョルディ・フェロン監督と新加入の5選手らが出席。2季ぶりのリーグ制覇へ、フェロン監督は「ボールを保持したプレーを求め、選手の個性を生かしていきたい」と意気込んだ。
新たに加入が発表された昨年のU-20(20歳以下)ワールドカップ準優勝メンバーのMF林愛花(明石市出身)は「1試合ずつ成長してチームに貢献したい」と誓った。(今福寛子)