ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫が、プレミアリーグ第2節ウルブス戦で決めた4人抜きゴールについてクラブ公式サイトで振り返っている。
三笘はウルブス戦の15分、左サイドでボールを持つとドリブルを仕掛け、4人の相手を抜き去ってそのままゴールを決めた。この得点シーンについて、三笘は次のように振り返っている。
「ドリブルでの最初の仕掛けに成功した時、前方にスペースを見つけた。ドリブルをしている間は、うまくスピードに乗れていたので『もしかしたら突破できるかもしれない』と思っていた。相手のカバーも遅れていたので、それも僕にとってはラッキーだった」
ゴールシーンを筆頭に、この試合では三笘のドリブルが効果を発揮していた。
「相手の嫌がることをしたかった。特に前半はサイドにスペースがあった。自分のクオリティーを示すことができたし、ドリブルに関しては目立つことができたので良かったと思う」
各方面から絶賛されるほどのスーパーゴールを決めたが、すでに次節に向けて気持ちを切り替えているようだ。
「これまでに挙げたゴールとアシストは単なる数字でしかない。次の試合に向けては何も関係がない。あのような得点をもう一度、挙げられるようにチャレンジしていかなければならない」
これでシーズン開幕以降、三笘は1ゴール2アシストを記録したことになるが、チーム内ではこのウルブス戦で2ゴールを挙げたイングランド人MFソリー・マーチが通算3ゴールを記録している。「マーチが2ゴールを挙げたから、僕もついていかなければならないね」と語った三笘は、チームとして高い目標を掲げ、そこに向けて邁進していることも明らかにしている。
「ロベルト・デ ゼルビ監督はウルブス戦で1点を失ったことについて、その要因を我々に伝えてくれた。それを受けてチームのクオリティーを高めていかなければならない。僕たちは常にトップを目指しているから」