テテにバイエルンが関心。フラムは代役として菅原由勢をリストアップか

写真:バイエルンからの関心が伝えられるテテ

フラムのオランダ代表DFケニー・テテに対し、バイエルンが関心を強めているという。イギリス『デイリーメール』電子版が伝えている。

バイエルンではフランス代表DFバンジャマン・パヴァールにインテル移籍の噂があり、この移籍が実現した場合、早急に代役となれるサイドバックを探さなければならない。そこでリストアップされているのがテテだという。

フラムとしては、バイエルンから正式なオファーが届けば抵抗するすべはないと考えているようで、テテの退団に備えて早急に代役を確保する必要に迫られることとなった。その筆頭候補として、AZに所属する日本代表DF菅原由勢に強い関心を示しているという。

AZは菅原の移籍金を最低1000万ポンド(約18億3930万円)に設定している模様。クラブ間の交渉はまだ行われていないが、菅原本人が移籍を拒否する可能性は低いと見られており、交渉次第では移籍が成立する可能性が高い。

現在23歳の菅原は2019年夏に名古屋グランパスからAZに移籍。過去2シーズンはレギュラーとして活躍しており、エールディヴィジで最も安定したサイドバックの一人と評されている。また、日本代表では5試合に出場している。

プレミアリーグではアーセナルの冨安健洋、ブライトンの三笘薫に加え、今夏には遠藤航がリヴァプールに移籍し、現状で3人の日本代表選手がプレーしている。菅原がフラムに加わり、今シーズン4人目のプレミアリーグ日本人プレーヤーは誕生するだろうか。

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