超簡単な『犬の手作りおもちゃ』3選!作り方や安全なおもちゃに仕上げるためのコツとは?

超簡単な「犬の手作りおもちゃ」

愛犬と一緒にお家時間をゆっくり過ごしたい時、雨でお散歩に行けない時、すきま時間を使って超簡単に手作りできる犬のおもちゃの作り方を解説します。

今自宅にあるものを使って作ることもできますし、100円ショップで手に入るものを使って作ることもできます。

不器用さんな飼い主にも超簡単に手作りしていただける犬のおもちゃです。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

1.おやつが飛び出す!ペットボトルのおもちゃ

作り方は超簡単!ペットボトルの側面に複数の穴を開け、中におやつやフードを入れ、蓋を閉めるだけで完成です。

作り方

<材料>

  • ペットボトル(洗って乾燥させたもの)
  • キリ(その他、ペットボトルに穴を開ける道具)
  • おやつまたはフード

犬がペットボトルを転がすことで、側面に開けた穴からおやつやフードが飛び出すという仕組みの手作りおもちゃです。

安全なおもちゃに仕上げるためのコツ

ペットボトルを中性洗剤で洗い、中をしっかり乾燥させてから使用しましょう。中に水滴が残ったまま使用すると、おやつやフードに水分が付着してしまいます。また、中の水分が原因で細菌やカビが繁殖してしまう恐れがありますのでご注意ください。

衛生面を気にされるのであれば、一度遊び終わったおもちゃはその都度廃棄し、また新しいペットボトルで手作りするとよいのではないでしょうか。

ペットボトルは中性洗剤で洗い、中をしっかり乾燥させれば、基本的には何度でも繰り返し使ってよいと思います。

2.噛み応え抜群!タオルで作るロープのおもちゃ

こちらのおもちゃも、三つ編みと裁縫ができれば作り方は超簡単!

作り方

<材料>

  • フェイスタオル(長めのタオルがおすすめ!)
  • ハサミ
  • 裁縫道具
  • タオルを縦向きにハサミで3等分にカットする
  • 3等分にカットしたタオルを三つ編みにする
  • 三つ編みにしたタオルの端と端を縫い合わせる

カットしたタオルを三つ編みにするときは、固くギュッと編むのがコツ。最後にタオルの端と端を縫い合わせるのは、遊んでいる最中に解けないようにするためです。

安全なおもちゃに仕上げるためのコツ

ロープのおもちゃは、犬が口に入れて遊びます。タオルが清潔な状態であることが重要です。

使い古しのタオルには、洗濯洗剤や柔軟剤のすすぎ残しがあるかもしれません。おもちゃを手作りする前に洗濯洗剤のみで洗い、十分にすすぎ洗いをするとよいです。新しいタオルを使用する場合にも同じように一度洗ってから使用すると良いと思います。

また、ロープのおもちゃは洗濯することが難しい犬のおもちゃです。中までしっかり乾燥できないまま放置すると、細菌やカビの温床になってしまいます。汚れが気になる時は捨て、また新しく手作りしましょう。

3.犬の狩猟本能を大刺激!カサカサ音がなる布製のおもちゃ

形は丸や四角にすれば、裁縫が苦手な方にも手作りしやすいと思います。得意な方は、ハートや星型などもチャレンジしてみてください。

作り方

<材料>

  • 布切れ(綿素材がおすすめ!)
  • 中綿
  • ポリエチレン袋
  • 裁縫道具

以下の手順で作ってみましょう。最初は時間がかかっても、意外と単純な作り方なので、慣れればあっという間に簡単に作れるようになります。

  • 布切れを好きな形と大きさに2枚カットする
  • 布切れを裏返しにし、5㎝ほどを残して1周縫い合わせる
  • 5㎝ほどを残した穴の部分から布切れを表に返す
  • 穴からポリエチレン袋と中綿を入れる
  • 穴を縫い合わせて完成!

大きさは、愛犬が普段遊んでいるおもちゃと同じくらいの大きさがよいと思います。

おもちゃで遊ぶ時、中に入れたポリエチレン袋がカサカサと音を立てることで犬の狩猟本能を刺激します。普段遊んでいるおもちゃとは違う音が鳴ることで興味を持ちやすくなると思います。

安全なおもちゃに仕上げるためのコツ

おもちゃの大きさを、犬の口の中にすっぽり入ってしまう大きさにしないことです。丸飲みしてしまう恐れがあります。

また、縫い目を小さくするとよいです。大きくすると、隙間からポリエチレン袋や中綿が飛び出してしまうことがありますのでご注意ください。

まとめ

超簡単な犬の手作りおもちゃの作り方を3つ解説しました。

  • おやつが飛び出す!ペットボトルのおもちゃ
  • 噛み応え抜群!タオルで作るロープのおもちゃ
  • 犬の狩猟本能を大刺激!カサカサ音がなる布製のおもちゃ

手作りのおもちゃで遊ぶ時は、原則飼い主が一緒に遊んであげてください。

手作りのおもちゃで愛犬にひとり遊びをさせる時は、誤飲誤食などの思わぬ怪我や事故を防ぐために、愛犬の安全のためにも終始見守ってあげることを強くおすすめします。

(獣医師監修:平松育子)

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