ウォータースライダーで衝突 意識不明の児童が死亡

事故は、8月24日午後2時半頃起きました。警察などによると、島根県邑南町のレジャー施設「瑞穂ハイランド」のウォータースライダーで遊んでいた小学3年生の男子児童に、滑ってきた別の児童が接触しました。男子児童は転倒し泣いていたため車の中で休ませていましたが、容態が急変…。意識と呼吸がなくなり、病院に収容されました。その後、一時心肺が回復していましたが、25日夕方死亡が確認されました。

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地域創生事業部日野広和 課長「場内での行動の把握がしきれていなかったのを真摯に受け止めてお怪我なさったお子さん、ご家族に非常に申し訳ない気持ちでおります。」

ウォータースライダーは、全長25メートル幅1メートルあり、傾斜にビニールシートを敷いて水を流していました。邑南町によると、きのうは、地元の公民館と児童クラブが、夏休みに開いた催しがあり、事故当時、ウォータースライダーでは、これに参加した5人の児童が遊んでいたと言ういうことです。邑南町は午後、会見を開き、「見守り体制が不十分だった」と謝罪しました。

西日本最大級のスキー場として人気を博した「瑞穂ハイランド」は、経営不振で一時、営業を休止…。広島市の会社が、夏場も楽しめるレジャー施設として、運営を引き継いでいました。施設は、ウォータースライダーの利用を、当面中止するとしています。

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