千賀好投もエンゼルスが接戦制す 大谷は二塁打1本+3四球の活躍

【エンゼルス3-1メッツ】@シティ・フィールド

エンゼルスは3回表に大谷翔平の二塁打で無死2・3塁のチャンスを作り、そこから2点を先制。先発のパトリック・サンドバルが6回2安打1失点の好投を見せると、9回表にノーラン・シャニュエルのタイムリーで貴重な追加点を奪い、3対1でメッツ3連戦の初戦を制した。サンドバルは7勝目(10敗)を挙げ、エンゼルス4番手のカルロス・エステベスが27セーブ目をマーク。メッツ先発の千賀滉大は7回途中10奪三振2失点の好投も7敗目(10勝)を喫した。

千賀は初回を大谷に四球を与えながらも無失点に抑えると、2回表は連打で無死1・2塁のピンチを招くも無失点。ところが、3回表は死球と大谷の二塁打で無死2・3塁のピンチとなり、ブランドン・ドルーリーの犠飛とマイク・ムスタカスのタイムリーで2点を先制された。しかし、フランシスコ・リンドーアの24号ソロで1点を返してもらった直後の4回表は三者凡退に抑え、5回表は大谷に2つ目の四球を与えるも無失点。6回表は打者3人で抑え、7回表に連続三振を奪って球数が105球となったところで降板した。打線の援護がなく、敗戦投手となってしまったが、7回途中まで被安打4、奪三振10、与四球3、失点2の好投。今季3度目の2ケタ奪三振を達成し、今季の防御率を3.17としている。

大谷は右肘の内側側副靭帯を損傷していることが判明したものの、ニューヨーク遠征に帯同し、「2番・DH」でスタメン出場。千賀と対戦した3打席は四球、二塁打、四球でいずれも出塁した。8回表の第4打席はカウント1-1からの3球目を打ってファーストゴロ。9回表の第5打席は申告敬遠だった。2打数1安打3四球で連続試合安打を3に伸ばし、今季の打撃成績は打率.305、出塁率.408、OPS1.073となっている。

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