琵琶湖産の真珠使うアクセサリー作家が大津で期間限定店舗オープンへ

琵琶湖産の真珠でアクセサリーを製作している岡崎智子さん(大津市由美浜)

 琵琶湖産の真珠でアクセサリーを制作する岡崎智子さん(42)=大津市におの浜4丁目=が9月から約2カ月間、同市由美浜の大津湖岸なぎさ公園サンシャインビーチで、ミニトレーラーハウスを利用した店「びわ湖にまつわるアクセサリーmalble」を開く。

 岡崎さんは広島県出身。大阪の専門学校卒業後、ファッションデザイナーとして働き、結婚を機に大津市に引っ越した。

 結婚後も物作りを続けたいと考えていたところ、琵琶湖の形はアクセサリーに最適だと気づき、琵琶湖の形をしたキーリングやピアスを作り、オンラインを中心に販売してきた。

 琵琶湖にさらに愛着がわき、調べていくと琵琶湖産の真珠にたどり着いた。琵琶湖真珠取り扱い大手の山梨県の会社を訪ねたことをきっかけに、滋賀県内の淡水真珠養殖家らと知り合い、琵琶湖産の真珠をアクセサリーづくりに使い始めた。

 岡崎さんにとって実店舗の開設は初めて。岡崎さんは「琵琶パールの魅力は色も形も個性的で、一つとして同じ物がないこと。琵琶湖が目の前に広がるこの場所で、たくさんの人に身につけて楽しんでもらえたら」と話している。

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