ドルトムントが23-24新アウェイユニを発表!「香川真司も英雄パレード」の聖地を描く

ドイツ1部のボルシア・ドルトムントとキットサプライヤーのPumaは25日、2023-24シーズンの新アウェイユニフォームを発表した。

今回のデザインはホームユニフォームと同様にファンによる公募の中から選ばれたもので、クラブやサポーターにとって歴史遺産級の聖地ともいえる場所をデザインしている。

Borussia Dortmund 2023-24 Puma Away

ボルシア・ドルトムント 2023-24 Puma アウェイ ユニフォーム

23-24新アウェイユニフォームは、ブラックとグレーで一見不思議なグラフィックを描くデザイン。差し色にはメインカラーのイエローを配する。

元々このデザインはファンによる「ホームユニフォームのデザイン公募」に提出されたもの。アウェイユニフォームは対象外だったが、そのデザインの素晴らしさから方針を変更して23-24モデルに選ばれたという。

シャツ全体に描いているのはクラブの聖地「ボルジッヒ広場(Borsigplatz)」とその周囲の“空撮”をベースにグラフィック化したもの。大きな円形部分がその広場だ。

ドルトムントは1909年12月、この広場に面したレストラン「Zum Wildschütz(ツム・ビルトシュッツ)」で結成された。22-23シーズンのホームユニフォームには、そのレストランの外観(窓)をモチーフとしたデザインが採用されている。

ファンにとってはお馴染みの聖地「ボルジッヒ広場」とは、一体どのようなところなのだろうか。

クラブ発祥の地とも言われる「ボルジッヒ広場」では近年、クラブがタイトルを獲得すると必ずパレードを開催する。決して広大な広場とは言えないロータリーのような場所を、選手を乗せたバスがゆっくりと周回する。

この2枚の写真は2012年にDFBポカールを優勝した際のパレードの様子。文字通り優勝の立役者で英雄となった香川真司も、バスの屋根に乗ってこの通りパレードに参加。懐かしい光景だ。

このように「ボルジッヒ広場」はクラブやサポーターにとって重要な場所であり、それをデザインしたユニフォームを着れば選手がより一層とタイトルへの想いを強くするに違いない。

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歴史遺産クラスの聖地を描く23-24新アウェイユニフォームは、クラブ公式オンラインストアや各国のPumaオンラインストア他で25日に発売となった。

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