リゾート感がすごい!常本所属のセルヴェッテ、「夏のジュネーブ」をイメージしたピンクの新ユニを発表

DF常本佳吾が所属するスイス1部のセルヴェッテ(セルヴェット)とキットサプライヤーのadidasは24日、2023-24シーズンの新サードユニフォームを発表した。

Servette 2023-24 adidas Third

セルヴェッテ 2023-24 adidas サード ユニフォーム

23-24新サードユニフォームは、ピンクを基調にブラックの差し色という予想外のデザイン。リオネル・メッシが所属するインテル・マイアミのユニフォームを思い浮かべてしまうが、このピンクデザインには明確なコンセプトがある。

パンツとソックスはどちらもブラックを基調にピンクの差し色で、シャツとは反転の色使いに。

モノクロームのエンブレムにデザインセンスの良さを感じる今回のサードユニフォームは、ホームタウンであるジュネーブの夏を称賛し、ユニフォームで街とクラブの深いつながりを形にしたものだ。

ところでジュネーブの夏とは具体的に何を指すのか。その答えは常本も含めた選手をモデルに起用した今回のビジュアルにある。

このピンク色のユニフォームは夏のジュネーブの象徴的なバン・デ・パキをイメージし、ホームタウンの夏の本質をデザインしたという。

バン・デ・パキとはレマン湖(ジュネーブ湖)にある人工の半島。有名なパキ浴場があるほか、ビーチではレマン湖で海水浴ならぬ湖水浴を楽しむ人々で賑わう、夏のジュネーブの定番スポットだ。

このユニフォームは、そんなジュネーブのリゾート感にふさわしいものとしてデザインされ、単なるユニフォーム以上のものに仕上げたという。

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このサードユニフォーム用の背番号はジュネーブの街の地図をデザイン。右上の真っ黒な部分がレマン湖となる。

雑誌の表紙のようなビジュアルまで作ってしまうとは、セルヴェッテは意外と面白いクラブなのかもしれない。

ピンクのサードユニフォームは26日に行われた敵地でのイヴェルドン戦でデビュー。試合は残念ながら1-4でセルヴェッテが敗れている。

今や世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!

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