レバークーゼンがMFテラをサウサンプトンから獲得! ディアビの後釜を確保

[写真:Getty Images]

27日、レバークーゼンはサウサンプトンからイングランド人MFネイサン・テラ(24)を獲得したと発表した。契約期間は2028年6月30日まで、背番号は「19」を着用。ドイツ『スカイ』によると、移籍金は2000万ユーロ(約31億6000万円)+ボーナスとなる。

育成時代をアーセナルやサウサンプトンで過ごしたテラは、2020年6月にサウサンプトンでファーストチームデビューを飾った。

2022-23シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)のバーンリーへとレンタル移籍。ヴァンサン・コンパニ監督のもと、左右のウイングを主戦場に公式戦45試合に出場し、19ゴール5アシストを記録。チームのリーグ優勝とプレミアリーグ昇格に大きく貢献していた。

今回レバークーゼン移籍を決断したテラは、クラブを通じてその理由を明かしている。

「(これまでも)多くの若手選手たちがプレミアリーグからブンデスリーガで移籍し、プレーするチャンスを得て、大きく成長することができた。それに、スタジアムやファン文化全体がエキサイティングだ」

「何よりも、レバークーゼンというチームが僕の決断を後押ししている。昨シーズン、ヨーロッパリーグ(EL)で準決勝に進出した印象的なチームだし、僕はバイエル04でその道を進んでいきたいと考えている」

クラブのスポーツ・マネージング・ディレクターを務めるシモン・ロルフェス氏も、テラの移籍に際してコメントを発表している。

「得点力とスピードのあるウインガーを獲得した。彼は経験をチームにもたらすが、さらなる成長の可能性も秘めている」

「ネイサンは我々の攻撃にさらなる多様性を与えてくれるし、ピッチ上における彼のスピードとクオリティはチームを強化するだろう」

なお、レバークーゼンは今夏フランス代表FWムサ・ディアビをアストン・ビラに売却。テラにはその穴を埋める活躍が期待される。

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