晩夏のミナト神戸を舞台に、晴れ間に架かった虹と豪華客船が「共演」した。
27日午後4時40分ごろ、神戸市の上空に色鮮やかな虹が現れた。神戸港では、停泊していた豪華客船「飛鳥2」が同5時に汽笛を鳴り響かせて出港。船出を祝うかのように、アーチが空を彩った。
大阪管区気象台によると、この日の兵庫県内は大気の状態が不安定で、変わりやすい天気だったという。午後4時台には、芦屋市や西宮市の上空で雨雲が確認された。各地で厳しい残暑となり、今後もしばらく暑い日が続くとみられる。
気象庁などの予報では、28日の県内は高気圧に覆われておおむね晴れるが、昼過ぎから夜にかけて山沿いを中心に雨や雷雨となる所があるという。 (風斗雅博)