ブレックス、シーズン前に健闘誓う ファン2千人前に新スローガン発表

ファンの声援に手を振って応えるブレックスの田臥(右)ら選手たち=ブレックスアリーナ宇都宮

 バスケットボールB1宇都宮ブレックスは27日、10月の新シーズン開幕を前にブレックスアリーナ宇都宮(宇都宮市体育館)で「ティップオフイベント」を開いた。今季の新スローガンは「努力する」を意味する「STRIVE(ストライブ)」と発表し、選手たちは集まったファン約2千人の前で健闘を誓った。

 新加入を含む11選手が紺色のTシャツ姿で登場。一人ずつ色紙に書いた目標を紹介し、B1大坂から加入したD.J・ニュービルは「勝つ」と日本語で力強く宣言した。今季も主将を田臥勇太(たぶせゆうた)、副主将は渡辺裕規(わたなべひろのり)が務め、田臥は「チーム一丸で戦い続け、去年の悔しさを忘れずにワンシーズンを戦っていきたい」と語った。

 沖縄などで開催されている男子ワールドカップで日本代表に帯同する佐々宜央(さっさのりお)監督、比江島慎(ひえじままこと)、ニュージーランド代表のアイザック・フォトゥは映像を通してメッセージを送った。

 リーグは10月5日に開幕し、ブレックスは同7日、同会場で群馬との初戦に臨む。

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