ラツィオ鎌田大地、開幕2連敗で低評価…サッリ監督は「鎌田らがフィットしてないのは心配」

日本代表MF鎌田大地が加入したラツィオ。昨季はセリエAで2位と躍進したが、今季は開幕から2連敗となってしまった。

鎌田は28日に行われたジェノアとの第2節でも4-3-3の中盤で先発。

だが、ラツィオは前半16分に先制されると、鎌田は後半21分に交代になり、そのまま0-1で敗れた。

『leggo』では、鎌田に5点と厳しめの採点をしている。

「最初の30分で少なくとも3度ボールをロストし、相手のカウンターを許す悪い夜だった。ハーフタイム直前には同点ゴールになりそうな場面で打ち上げてしまった」との評価だった。

一方、マウリツィオ・サッリ監督は試合後にSkyでこう述べていたそう。

「(1-2で逆転負けした)レッチェ戦と比べると、姿勢・態度という面で一歩前進した。

序盤は恐怖を感じる醜いものだったが、その後はよくやった。FWのひとりに決定的な一撃が欠けていたとしてもね。

結果から考えれば、十分な前進ではない。ただ、(開幕戦とは?)異なる態度が見てとれた」

「鎌田のような新戦力も含めてコンディションがまだ整っていない選手たちがいるのは心配だ。

このような状況は修正するべきだし、その代償を払っている。ただ、このような姿勢なら正せるだろう。

序盤はボールロストが多く、最初の20分はダメだった。

その後の70分はカウンターを受けることなく、我々は前進を見せた。

通常ならストライカーのクオリティが試合を解決してくれるがね。

(サウジアラビアに移籍した)セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ?彼は他の選択をした。この話を続けるのは無駄だ。我々は他の解決策を見つけなければいけない」

鎌田らのフィットネスがまだ上がっていないとも指摘していたようだ。

【関連記事】鎌田大地が移籍したラツィオにいる4人のスター選手

ラツィオは9月3日の第3節で昨季王者のナポリと激突する。

© 株式会社ファッションニュース通信社