山火事で大きな被害を受けた米ハワイ・マウイ島を支援しようと、高校生1万人署名活動実行委員会は27日、長崎県長崎市中心部の鉄橋で募金活動をした。
高校生10人とOBらがチラシを配布しながら協力を呼びかけた。県立諫早商業高3年の青田羽蓮さん（17）は「テレビ越しでも現地の大変さが伝わってきた。募金を通してマウイで困っている人が1人でも早く元の生活に戻れるよう役に立てば」と話した。
長崎からハワイへの高校生平和大使の派遣が数年前から始まり、現地の高校生らと交流。コロナ禍では真珠湾攻撃を経験した住民の証言をオンラインで聞くなどした。募金は日本赤十字社県支部を通じ、現地に送る。
