4年ぶり「五島列島夕やけマラソン」 1880人ゴールへ力走! ゲストランナーに福士加代子さん

一斉にスタートするハーフの部の選手たち=五島市東浜町2丁目

 夏の夕暮れの長崎県五島市福江島を駆け抜ける第37回五島列島夕やけマラソン大会(実行委主催)が26日、同市東浜町2丁目の五島港公園周辺を発着点に開催された。新型コロナウイルスの影響で4年ぶり。ハーフの部と5キロの部に県内外の計1880人が参加し、ゴールを目指した。
 同市のシンボル鬼岳の麓を1周するハーフの部の1511人、市街地を走る5キロの部の369人が夕日を背に力走。沿道からは市民らが盛んに声援や拍手を送った。ハーフのトップは男子・高校~29歳の部を制した川原琉人さん(長崎県)で、1時間9分11秒だった。
 マラソンなどで五輪4大会連続出場の福士加代子さんがゲストランナーとして参加。5キロの部の出場者と一緒に走るなどして大会を盛り上げた。27日には同市内でランニング教室もあり、中学生以上の約40人に足の運び方などを楽しみながら教えた。

ランニング指導をする福士さん(中央)=五島市中央公園陸上競技場

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