9月に入っても厳しい残暑続く 北から南まで「高温に関する早期天候情報」

28日の最高気温(午後2時半現在)

 きょう(月)は東北から西日本にかけて気温が上がり、フェーン現象の影響で太平洋側を中心に厳しい残暑となった。最高気温は、桐生(群馬)37.3℃、女川(宮城)36.9℃、佐野(栃木)36.7℃、福島、名取(宮城)36.6℃、相馬(福島)、福知山(京都)36.5℃など(午後2時半まで)。仙台でも36.4℃と今年一番の高温を観測し、今シーズンの猛暑日は過去最多の7日目となった。

高温に関する早期天候情報

早期天候情報(平均気温)

 北・東・西日本、沖縄・奄美は、向こう2週間も暖かい空気に覆われるため、気温の高い日が多い見込み。とくに9月3日(日)ごろからの5日間ほどは、平年よりかなり高くなる可能性がある。このため気象庁は全国すべての地方に「高温に関する早期天候情報」を発表し、熱中症など健康管理、農作物や家畜の管理に注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは
 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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