兵庫県の丹波篠山市と丹波市の小中学校と篠山養護学校の計47校で28日、2学期の始業式があった。日焼けした子どもたちが、夏休みの宿題や工作の作品などを手に元気に登校。新たな気持ちで学校生活を再開させた。
丹波市山南町青田の上久下小学校（全校児童44人）では、児童たちが体育館に集まり、校歌を斉唱。その後、運動会や音楽会、社会見学と行事の多い2学期に向けて、「暑い中でもきびきび行動」という9月の生活の目標を立てた。
教室に戻ると、宿題を提出したり、先生と夏の思い出話で盛り上がったり。6年生の女児（11）は「PTAの行事でクラスのみんなと肝試しで叫びまくったのが、楽しかった」と笑顔を見せ、男児（11）は「走るのが好きなので、2学期は運動会とマラソン大会が楽しみ」と話した。（那谷享平）
