空自浜松基地、PFAS=有機フッ素化合物の調査協力へ 浜松市に回答 調査方法や実施時期は調整

航空自衛隊浜松基地の周辺から高濃度のPFAS=有機フッ素化合物が検出された問題で、浜松基地が調査をする意向を示していたことがわかりました。

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この問題は航空自衛隊浜松基地の周辺で国の基準値を大幅に上回る高濃度のPFASが検出されたもので、8月2日、浜松市は浜松基地に調査を求めていました。

浜松市の中野祐介市長は8月28日の記者会見で、25日に浜松基地司令から回答があったことを明らかにしました。

浜松基地側は、浜松市と具体的な方法や時期について調整した上でPFASの調査を実施する考えです。特に基地内の井戸については、速やかに水質検査を実施する考えを明らかにしているということです。

また、浜松基地は、PFASが含まれる消火剤については2010年4月以降、基地内で使用していないと説明しています。

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