「ことしの出来は最高」ブドウの収穫始まる 朝採れを直売所で販売も

広島県呉市の農園でブドウの収穫が始まり、新鮮な朝採れブドウの販売が始まっています。

「ことしの出来は最高です」―。本格的にブドウの収穫を始めたのは、家族で営んでいる「千稔ぶどう園」(呉市川尻町)です。呉市で唯一、ブドウの栽培から販売までを手掛けています。

早朝から夫婦で収穫に追われています。収穫しているのは、ニューベリーAやシャインマスカットなど11品種のブドウです。

ぶどう園では朝、収穫した新鮮なブドウを楽しんでもらおうと、その日のうちに直売所で販売します。酸味と甘みのバランスが良いものや皮ごと食べられるものなど特徴ある味や食感が楽しめます。

ことしは猛暑が心配されましたが、適度の雨が降ったため、糖度は十分だということです。

千稔ぶどう園 石橋孟味 さん
「直売所に採ってすぐ出すことができので、木の上でギリギリまで甘さを熟すことができる。すごくパリッとした新鮮で甘い状態で食べることができます」

連日、新鮮なブドウを求めて、朝から多くの人が直売所を訪れています。

購入した人
「毎週、来ても先週と違うブドウが並んでいる。新しい発見もできる」

千稔ぶどう園のブドウは、9月下旬ころまで直売所で購入できます。

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