【広島県】来春の高卒求人倍率が過去最高 7月の有効求人倍率は下がる

広島県の7月の有効求人倍率は前の月と比べてわずかに減少した一方、2024年春の高卒者の求人倍率は過去最高となりました。広島労働局によると、7月の有効求人倍率は1.53倍で、前の月より0.03ポイント低下しました。2か月ぶりの低下を受け、労働局は「求人が求職を上回って推移しているものの、物価上昇の雇用への影響などに注意する必要がある」としています。一方、2024年の春に高校を卒業する人の求人倍率は、前の年より0.75ポイント上昇の4.31倍で、統計を取り始めた1991年以降最高となりました。求人数がコロナ禍前の水準に戻っていることに加え、若い人への採用意欲が高まっていることなどをあげています。

【2023年8月29日放送】

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