「取り組みの成果が出た」インテルが開幕2連勝!ダンフリースはインザーギ監督からかう「指示聞かないことも(笑)」

[写真:Getty Images]

インテルのオランダ代表MFデンゼル・ダンフリースがカリアリ戦を振り返った。『フットボール・イタリア』が伝えている。

インテルは28日、セリエA第2節でカリアリと対戦。21分にボールロスト後の即時奪回からダンフリースが先制点を叩き込むと、30分にはFWラウタロ・マルティネスが追加点。さらなるゴールこそ生まれずも、今シーズンのアウェイ初戦で0-2と勝利した。

『DAZN』のインタビューで試合を振り返ったダンフリースは先制点について「即時奪回のトレーニングに多くの時間を割いているよ。コンパクトさを保ってプレッシャーをかけ、なるべく早くボールを取り返す。だからゴールは偶然じゃない。取り組みの成果が現れたのさ」と充実感を口にした。

また、毎試合のように大声で指示を飛ばすシモーネ・インザーギ監督に話が及ぶと、指示を聞いていないこともあると冗談まじりに語り、強固な信頼関係をのぞかせた。

「監督はいつもピッチサイドで1人興奮しているね(笑) 試合中にあらゆる声が飛んでくるけど、あまりにも多いから聞いてないこともあるよ(笑) 彼のことはよく知ってるから大丈夫だ。僕らに攻撃のモチベーションを与えてくれる彼が大好きだよ」

選手から絶大な信頼を得る指揮官に率いられたインテルはこれで開幕2連勝。昨季はチャンピオンズリーグ(CL)で準優勝し、今季こそはビッグイヤーを…と言いたいところだが、ダンフリースは「まずはセリエA」と語る。

「スクデットが最初の目標だ。昨季はCLで素晴らしい戦いを披露できたと思うけど、今季は2つ目の星を獲得したい。これは誰もが僕たちに期待していることであり、とても重要な目標だ」

ダンフリースの言う「星」とは、セリエAで優勝10回を成し遂げたチームのユニフォームのエンブレム上に入る星マークのこと。インテルは通算19回のセリエA優勝を誇り、今季で20回目となれば、来季からはエンブレム上に2つ目の星が追加されることとなる。

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