ジル・ヴィセンテのMF藤本寛也が2ゴールに絡む活躍を見せた。
東京ヴェルディから2020年8月にジル・ヴィセンテへと加入し、ポルトガルでの4シーズン目に突入する藤本。2年目から10番を託されている逸材は、今季のプリメーラ・リーガ開幕戦でいきなりの2ゴールという幸先良いのスタートを切った。
ジル・ヴィセンテは第3節で昨季のリーグ王者・ベンフィカをホームに迎えたなか、藤本も3試合連続のスタメン出場。チームは2-3で敗れたものの、2得点に絡んだ。
アンヘル・ディ・マリアの先制弾をはじめ、2点のビハインドを負ったジル・ヴィセンテだが、藤本を起点に74分に1点を返す。藤本はボックス手前で起点になると、パス交換から自らもボックス内へ侵入し、ティジャニー・トゥーレのゴールをアシストした。
ジル・ヴィセンテは追加タイム4分に再び失点を喫したものの、同8分に再び1点差に。FKからサインプレーを使って藤本の収めたボールをマキシム・ドミンゲスが蹴り込んだ。
ゴールがスーパーだったとはいえ、藤本には2アシスト目が付与されることに。形はどうあれ、数字に直結する仕事を果たした藤本。次節はチームの連敗を止めることができるだろうか。
なお、ベンフィカのGK小久保玲央ブライアンはメンバー外となっている。
