覚醒剤所持容疑で逮捕、猪名川小の男性教諭を懲戒免職 兵庫県教委に「信頼を裏切ってしまった」

兵庫県庁3号館=神戸市中央区下山手通5

 兵庫県教育委員会は29日、覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで大阪府警に逮捕された猪名川町立猪名川小学校の男性教諭(32)=同法違反罪で起訴=を懲戒免職にするなど、計2件の処分を発表した。

 県教委によると、男性教諭は7月29日、大阪市都島区の駐車場で覚醒剤を所持した疑いで現行犯逮捕された。県教委の聞き取りに事実関係を認め、「軽率な考えや行動で多大なる迷惑をかけ、信頼を裏切ってしまった」などと話したという。

 県教委はまた、担任する特別支援学級の児童のほおをつねるなど、体罰を繰り返した尼崎市立小学校の男性臨時講師(66)を減給10分の1(3カ月)とした。(大橋凜太郎)

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