【台湾】7月の訪台旅行者数、10.9倍の54万人[観光]

台湾交通部(交通省)観光局は28日、2023年7月の訪台旅行者数が前年同月の約10.9倍となる延べ54万3,388人だったと発表した。17カ月連続でのプラス成長。前月(50万9,693人)からは6.6%増加した。

アジアからの訪台旅行者は前年同月の約12.0倍となる45万6,135人。特に伸び幅が大きかったのは香港・マカオと韓国で、香港・マカオからは約139.3倍の14万2,926人、韓国からは約40.5倍の4万7,811人が訪れた。日本は約22.1倍の7万975人、中国は約14.7倍の2万6,661人だった。

アジアのうち東南アジアは約5.4倍の16万1,218人。ベトナムが約2.7倍の3万7,767人、フィリピンが約6.9倍の3万5,004人の順に多かった。このほか、シンガポールが約27.5倍の2万3,755人、マレーシアが約11.9倍の1万9,817人と伸びが目立った。

米州は約9.2倍の5万6,099人で、このうち米国は約9.5倍の4万7,793人、カナダは約10.4倍の6,871人だった。

欧州は約4.7倍の2万2,920人、オセアニアは約16.1倍の7,074人、アフリカは約2.5倍の832人だった。

■1~7月は17倍

1~7月の訪台旅行者数は323万2,316人で、前年同期の約17.0倍となった。

アジアからの旅行者は約17.9倍の268万3,328人。香港・マカオは約127.2倍の58万6,506人、日本は約34.9倍の39万5,395人、韓国は約96.7倍の36万811人、中国は約12.7倍の10万102人だった。

アジアのうち東南アジアは約10.2倍の120万1,208人。国別ではベトナム(約4.9倍の23万1,636人)、マレーシア(約36.5倍の22万2,601人)の順に多かった。伸び幅はシンガポール(約77.9倍の22万2,504人)が最大だった。

米州は約18.6倍の33万4,756人で、このうち米国は約18.9倍の27万8,975人、カナダは約26.0倍の4万6,406人だった。

欧州は約9.0倍の15万8,314人、オセアニアは約32.5倍の4万9,898人、アフリカは約4.1倍の4,733人となった。

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