進まぬPSG移籍にコロ・ムアニ「僕にとって一生に一度のチャンス」

[写真:Getty Images]

フランクフルトのフランス代表FWランダル・コロ・ムアニ(24)が移籍願望を明言した。

昨夏にナントからフランクフルトへ加入すると、ブンデスリーガ初挑戦ながら32試合15ゴール14アシストと非凡な成績を残したコロ・ムアニ。今夏にはパリ・サンジェルマンやバイエルンからの関心が報じられ、移籍は既定路線とみられている。

しかし、フランクフルトが1億ユーロ(158億8000万円)の移籍金を頑として譲らなかったこともあり、移籍市場終盤になっても移籍先は見つからず。現在はPSGが7000万ユーロ(約111億2000万円)+ボーナス1000万ユーロ(約15億8000万円)に加えて、元U-21フランス代表FWウーゴ・エキティケ(21)をオファーに含める条件も提示しているが、合意には至っていない。

こうした状況に業を煮やしたコロ・ムアニはドイツ『スカイ・スポーツ』の独占インタビューに応じた際、移籍願望をはっきりと表明。フランクフルトに恩があることは認めつつ、夢であるPSG移籍を認めてほしいと訴えた。

「僕はフランクフルトに多くの借りがある。一方で、僕はファンを心から大切にし、いつだってプロフェッショナルな態度で行動してきた。最後まで、常にクラブのためすべてを尽くしたと思う」

「そして、PSGが僕に対してとてつもないオファーを出したことは、もはや秘密ではない。パリへの移籍は僕にとって一生に一度のチャンスなんだ。僕はパリに行きたい。フランクフルトがパリのオファーを受け入れ、この移籍が実現することを願っている」

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