止まらないガソリン高騰… 省エネ運転のポイントは“スタートして5秒で時速20キロ”“車内のダイエット” “エアコンはオート”

少しでも節約したいガソリン。省エネ運転の秘けつをJAF(日本自動車連盟)に聞きました。

省エネ運転のポイントは大きく3つ。まずはタイヤです。JAF愛媛支部の大成将司さんは、タイヤの空気圧が規定量達していないと燃費が悪化すると話します。

JAFの実験によりますと、空気圧が規定より3割少ないとおよそ4.6%、6割だと実に12%以上燃費が悪化したそうです。

JAF愛媛支部の大成将司さん
「基本的にガソリンスタンド、ディーラー、整備工場で空気圧を点検し、補充してもらうことをおすすめしています」

ちなみに、毎月の点検が望ましいそうです。

ポイントその2は、荷物を降ろすなど「車内のダイエット」です。タイヤチェーンやゴルフバッグといったものを積んでおくと、燃費が悪化するそう。こまめな積み降ろしで燃費をアップさせましょう。

最後のポイントは「急」の付く運転を避けること。緩やかな加速で、燃費は1割程度良くなります。スタートしてから5秒で時速20キロを目安にすると良いそう。小さな心がけの積み重ねが、地球にもお財布にも優しい運転の秘訣といえそうです。

また、エアコンも燃費への影響が大きいそうですが、暑さはまだまだ厳しいので、JAFのスタッフは機能がついているならば「オート」の使用が効率的だと話していました。

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