インドネシアの首都ジャカルタ特別州政府運輸局は30日、９月５日午前０時から７日午後11時59分まで、州内の高速道路４区間で輸送トラックの通行を禁止すると発表した。２～７日にジャカルタで開催される東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）首脳会議と関連会議に伴う措置。
通行規制が敷かれるのは、◇市内高速道路の西側に当たるチャワン—トマン—プルイット区間◇北部のトマン—プルイット区間◇ジャカルタとバンテン州タンゲランを結ぶメラック高速道路のクンバンガン—トマン区間◇ジャカルタ北部とスカルノ・ハッタ国際空港を結ぶセディヤトモ高速道路のプルイット—カマルムアラ区間——の４区間。
燃料や基礎食料品、飲料、家畜飼料の輸送車や郵便車両は、規制の対象外とする。ただし、車種、荷主や輸送先の場所、輸送品の詳細などの情報を記した書類を輸送車両のフロントガラス左側に貼付する必要がある。
州運輸局は先に、９月２～７日に州内の道路29カ所で一般車両の通行を禁止する規制を実施すると発表している。
