「試合と違うポジションにも挑戦して」バレーボール元日本代表が伝授した練習法

大山さん(左)に指導を受ける子どもたち(福知山市猪崎・三段池総合体育館)

 バレーボール女子元日本代表の大山加奈さん(39)らを講師に招いたスポーツ教室が27日、京都府福知山市猪崎の三段池公園総合体育館で開かれた。市内外の小中学生約70人がレシーブやスパイクなど基本動作を学んだ。

 市やスポーツの普及を後押しする一般社団法人「福知山ユナイテッド」などが主催。2人1組でじゃんけんをしてボールを取り合い反応の早さを磨いたり、タオルを結んだボールを使ってスパイクの打ち方を学んだりした。

 大山さんは「いいスパイクを打つには体をひねり回転を使うことが大事」と助言し、「練習では試合と違うポジションにも挑戦してみて」とエールを送った。

 成仁小4年の児童(9)は「普段経験しないセッターのポジションも経験でき楽しかった。機会があればまた、大山さんに教わりたい」と目を輝かせた。

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