新型気象IoTセンサーを開発 ウェザーニューズ オムロン 1分毎の大雨、強風を観測

ウェザーニューズ(本社=千葉市、草開千仁社長)とオムロン(本社=京都市、辻永順太社長)は5日、新型気象IoTセンサーを開発し、ウェザーニューズより「ソラテナPrо」として発売した。
 近年、災害リスク低減に向けた対策として、企業間らの観測データへのニーズが高まっている。従来の観測機では手間と予算から導入は難しく、安価に気象データが得られる気象センサーが求められていた。
 同製品は、気温、湿度、気圧、雨量、風向、風速、照度の7要素を、1分間毎に観測する小型気象IoTデータで、センサー開発を得意とするオムロンと、予報精度1番の技術を誇るウェザーニューズが両社の強みを活かし開発したもの。オムロンのセンシング技術によって風雨のセンサー性能を高め、災害リスクが高まる雨量50m/展開する。・強風を観測することができる。
 また、お天気アプリ「ウェザーニューズ」と連動することで、SaaS型の新たなソリューションとして展開していく。これにより、観測データと天気予報や雨雲レーダー、停電リスク予想など有料機能を含むコンテンツを
ウェザーニューズアプリ一つで確認できる。
 両社は今後、デジタル化社会の促進と災害リスクの低減を支援することで、持続可能な社会づくりに貢献していく。

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